『はたらく細胞』
仕事が終わった後書店をいつも適当にブラブラする習慣があり
たまたまコミックの周辺をうろついていたところ
細胞擬人化漫画! というアオリにまんまと乗せられて
気がついたら商品片手にレジへ

- 第1話肺炎球菌
- 第2話スギ花粉アレルギー
- 第3話インフルエンザ
- 第4話すり傷
目次の時点で面白いって何かズルい
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人知れず人の中で進む物語
酸素運搬、かさぶた、免疫、アレルゲン……

赤血球が各細胞へ酸素を運搬している図
開始1ページ目から濃すぎる世界観を見せられます
小腸からの栄養を運んでいる赤血球に
「マナーを守って一人ずつ!」と書かれている毛細血管
背景の小物に至るまで何もかも強烈です
実際の体の中の話なのに
かなりミクロな世界観なのに
妙に生活観のある背景描写が秀逸です
あと赤血球がかわいい
体内で行われる人間(?)ドラマ

キッチリ医学用語が出てくるところがほんっとずるい
メインとなる赤血球と白血球の助け合いや
樹状細胞のサポートで覚醒するナイーブT細胞など
細胞によって行われる免疫機能が擬人化された細胞によって
妙にドラマチックに進行するのがたまらんです
メインを貼る主な細胞達以外でも
背景で奮闘したり逃げ惑ったりする大量のモブ細胞が
モンスターパニックモノの映画ばりの構図を繰り広げるのが細かい
スギ花粉アレルギーの下りなんかは特に秀逸です
(自分も苦しんでるだけに)
ミクロ世界の住民たち

まさかのお嬢様キャラなマクロファージさん
酸素の運搬=配送業者風の赤血球と
各細胞の役割に沿った愛嬌のあるデザインが面白い
不要になった二酸化炭素を受け取ると後は肺に変えるだけ
ちょっとのんびりできる。
人体の生々しい話なのですが
妙に生活感のあるサイクルに置き換えられてるのがかわいい
ミクロの世界で行われている日々の人間の生命活動が
ハイスピードかつシュールなノリと緻密な背景描写の元で行われ
最後はこの妙な世界観にどっぷりはまってました、オススメです
はたらく細胞はebooks様のサイトで無料で立ち読みすることができます

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