
「ここガチだよ? 大丈夫?」
受付に居たバンダナをつけたガチムチマッチョな
もといどう見てもマーカスフェニックス軍曹な店長に
まっさきに言われた言葉がこれ
入り口から見ても文字通り
手足が丸太のように太い漢達が
凄まじい気合でトレーニングに励む、そんなジム
どう見ても自分、場違いで浮いてるよなあ、と
思わず思ってしまう弱気な自分……を
ブリマーズ様やらゴーリキーやらboulder様の
御姿を想起しつつ、なんとか奮い立たせ
「ビジターでオナシャス」 とこっそりと入館
熱気が凄くて眼鏡が曇るジム
自分がこれまで通っていたフィットネス系のジムは
- 細身でイヤホンをつけた綺麗なおねーさん
- ○○ラグビー部の刺繍をあしらったTシャツを着た、ガタイのいいおっさん
- 細マッチョなイケメンなあんちゃん
というのが主な客層
今回お邪魔したジムは……
- アメコミTシャツを着たガチムチマッチョなにいちゃん
- タンクトップを着たガチムチマッチョなにいちゃん
- ヒゲ&スキンヘッドで威圧感のあるガチムチマッチョなおっさん
- どうみてもマーカスフェニックス軍曹なガチムチマッチョな店長
「マッチョってカッコいいけどコワイ!!」
情景を持って遠くから眺めていた筋骨逞しいお兄さん方が
これだけ沢山居るのは初めてみる光景
かっこいいし、憧れるけど、怖い
すっかり萎縮した自分
とはいえあくまでビジターとして来たんだし
自分もそういうマッチョになりたいからこ↑こ↓に来たんだルルォ!?と
周りのトレーニーの方々にしっかり挨拶を交わしながら
いそいそとマシントレーニングをすることに
マーカス軍曹のご指導
「あ、ちゃんとフォーム習ったことないでしょ」
見よう見まねでレッグプレスしてる自分に
店長がニコニコしながら話しかけてきてくれました
「闇雲にサンドバッグなぐっても強くなれないしょ?
ちゃんとフォームとか、殴り方を習ったら
その時初めて強くなれる
筋肉も同じ、重りを持ち上げるんじゃなくて
筋肉にヒットさせるの、ちゃんと効いてるかな? ってね
重さを上げるのはそれからでいいの
はい、プレート少なくして、コントロールできてないから」
次々とトレーニングフォームにダメ出しされる自分
重さを半分近くに減らし、店長の指示通り
じっくりねっとりフォームを変えて……
重さは半分なのに
負荷はどう考えても3倍近くかかってました
フォームってほんっと大事だなと痛感
レッグプレス
- 膝を胸につく寸前までゆーーーーっくりと下げる
- 下げてる最中、頭は椅子にしっかりつける
- 限界まで下げたところで一気に足を伸ばして重りを上げる
- これを限界まで繰り返す
足を下げたときの太ももへの負担がキツくて
思わず何度も頭を上げそうになっては
「頭上げない!!!」
とマーカス店長に激を飛ばされる自分
アームカール
- マシンでカールする時は背筋をすこし反らす
- 上げすぎたり下げすぎたりすると力が抜けるので
抜ける直前までの範囲内で上げ下げする - 上げながら息をゆっくり吸っていく
- ゆっくりと腕を下げながら息をゆっくり吐く
- 上げる時に小指を締め付ける
- 下げるときに小指をゆっくり開く
- これを限界まで繰り返す
扱ってる重さは普段の二分の一未満だったにも関わらず
いままで僕がやってたトレーニングってなんだったんだ……と
思うほどの負荷
マーカス店長「自己流だとそんなもんだよw」
んごっ
ビジターのジムはいい刺激になった
マーカス店長「楽しかったかい?
せっかくトレーニングするなら
やっぱり筋肉つけたいしょ?」
本格的なビルダー達のトレーニングを目の当たりにして
かなりカルチャーショックを受けた自分。
今まで自分なりにあれこれ書籍漁ったり
インストラクターさんにフォームを見てもらったりしてきましたが
ガチなボディビルの世界から見たら
まだまださまようもの(1/1)なんだなあ ということを自覚
入会手続きの手順をマーカス店長に確認しつつ
店長みたいなガチムチになって自分もきちんと
誰かを指導できればなーとぼんやり思いつつ帰宅。
次の日、筋肉痛で無事死亡
Q:マーカスフェニックス軍曹って誰?
A:大好評発売中のギアーズオブウォーシリーズの主人公
ガチムチマッチョなかっこいいオッサン
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