【絵描き】神絵師ってどうやってなるんですかね…… 絵描きにとっての「限界的練習」とは?

放サモの影響もあってか
最近久々にペンタブレットを手に取り始めました
ここ数年はほとんど絵を描く、という行為から離れていて
描いたとしてもブログの挿絵にちょこちょこで
大真面目に1枚仕上げるってことから随分離れていましたわ……

離れた理由については別の機会で述べるとして
「せっかく復帰したからには
今度はちゃんとした神絵師目指したいゾ!」
と無謀な目標を掲げてガリガリやっています

ただ、無謀なまま終わらせるのも勿体無いので
じゃあ神絵師ってどうやってなるんだ? と
自分なりにあれこれ書籍あさって真剣に考えてみるなど

スポンサーリンク



20年前よりも、神絵師が生まれやすい環境になっている

ツイッターに良く流れる絵描きあるあるネタで

「フォローしてる神絵師さんが成人式参加してる……
=神絵師が年下&20歳」

ってツイートがちらほら流れてきますが

  • インターネットの発達によって
    プロのイラストレーターの作業工程や講座に
    簡単にアクセスできるようになった
  • SAI、クリスタなど
    そこまで高くないのに高性能なお絵かきソフトが増えた
  • ペンタブレットも安いものでもしっかり筆圧感知してくれる

 

この環境下ならそれなりの経済力と絵を描くのが好きっていう
条件さえ揃えば神絵師が産まれるのも無理はないなーと実感

それこそ学校帰りや休日にバリバリ描いて
同人活動にもちょっと手を染めて神絵師に影響を受けて
youtubeでアニメーターやプロのマンガ家の作業工程を見て研究して……と

プロの情報に簡単に触れられるなんてうらやましい時代になったなあ
おっさん全開の感想を漏らしています

このペースなら10年後は更にお絵かきに関する情報は豊富になるし
プロのテクニックはもっと簡単に触れられるようになるので
成人式に参加する若い神絵師さんはどんどん増える一方だろうと
内心わくわくしています。

 

長くやってるからといって神絵師になれるとは限らない、何故?

ただ一方で絵描き暦の長い絵師さんからはこんな話も

「なぜ俺(私)より絵描き暦が短いのに
彼らはこんなに神なのか……?」

はい、私も知りたいです。

 

なんでだろなーと思ってたら
手にとった書籍に興味深い記述が

 

一般的に何かが「許容できる」パフォーマンスレベルに達し
自然にできるようになってしまうと
そこからさらに何年「練習」を続けても
向上につながらないことが研究によって示されている

(中略)

意外にも年長の医師は、若手の医師と比べて医療の知識に乏しく
適切な治療の提供能力にも欠けていることが分かっている

楽にこなせる範囲で満足し、同じことを繰り返していては
一度身に着けたスキルも徐々に落ちてしまうのだ

超一流になるのは才能か努力か? より引用

 

これを絵描きに当てはめると

  • 同じようなシチュエーション&ポーズ
  • 同じ分類のキャラクター
    (私の場合体格のいい男の獣人キャラ)
  • 背景はもちろん描いていない
  • 難しい、資料が必要な箇所は
    調べないで適当に流す、誤魔化す

pixivアカウントの自分の作品一覧を見ると痛感
要するに「似たような絵ばかり描いても上手くならない」

考えてみれば当たり前の話

その道の一流になるのには1万時間練習すればいい
という言説が流行しましたが
同じポーズのキャラクターを1万時間分描いたとしても
絵描きとしての能力は向上しない、という話

じゃあどうすればいいのか?

具体的に何をすれば?> 「限界的練習」

ではちょっと上手、というレベルではなく
神絵師レベルに到達するには具体的に何をやればいいのか?

同書内では「限界的練習」あるいは「目的のある練習」
という方法が挙げられています

  1. はっきりと定義された具体的目標がある
  2. 目的のある練習は集中して行う
  3. 目的のある練習にはフィードバックが不可欠
  4. 目的のある練習には「居心地の良い領域」から飛び出すことが必要

居心地の良い領域とは 「自分にとって勝手のわかった領域」 のこと
絵描きで言うならば

  • 背景が真っ白
    (パースや地面との設置を考える必要が無い)
  • 首だけ
    (体とのバランスを考える必要が無い)
  • ポーズは直立不動
    (間接諸々を考える必要が無い)
  • 手は後ろに隠している
    (書く必要が無い)
  • etc……

自分がやってみている限界的練習

体格の良い全裸の雄の獣人以外のモチーフを描く

もっと具体的に言えば

建造物、背景、線の細い人間の女の子 あたり

特に筋肉質ではないキャラクターを
可愛くかけるように、というのが具体的な目標
幸い可愛い女の子のイラストについては
先達の方々の素晴らしい目標が大量にあるので助かっています……

 

複雑なポーズを模写する

 

俯瞰とかあおりなどの
直立不動以外のポーズをポーズマニアックスから模写

  • ポーズをとった時の体の形を覚える
  • カメラの動きでの筋肉の見え方を覚える
  • 難しいポーズから逃げないようにする

以上が目的
形をとるだけの10分~30分
時間が許せば陰影も含めて数時間じっくり描く、というのをやってます

 

頭に浮かんだネタと色塗りから逃げない

 

要するに

浮かんだネタの構図が難しくても
誤魔化さずにその時のレベルなりに
最後まで仕上げて公開してみる

という意味

「いいアイデアが浮かんだけども
難しそうだし面倒臭そうだから
描かずにおこう……」

というパターンが非常に多いので
何か思い浮かんだのなら
下手でもいいので最後まで描く、というのを目標にしています。

最後まで作品を仕上げる力が目的
(時間管理、集中力の向上、アイデアの出し方)

 

結果が出るのは何年後か

筋トレと同じく
数年後に見返したときに技術の向上が見られれば万歳
くらい気長にやっています

形のストックを増やす、ネタを出すことを覚える
完成させる力を増す……
できれば自分で同人誌を出したい、というところが目標
何年かかるかはわかりませんが
今後神絵師になりたい! と思い立った人にとって
自分の活動記録が何らかの指針になれればと思っています。

 

参考文献

超一流と呼ばれる技術を持つ人間になるには
何が必要なのか?
 というテーマで研究についての書籍

今回の記事で言及した 「限界的練習」 によって
自分の子どもを超一流のチェスプレイヤーに育て上げる
ことに成功したエピソードが掲載されています

他にも音楽分野で一流とそうでない人を分けるものは何か?
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが
天才と呼ばれたのはなぜか? などの実例を挙げて
一流になるための練習方法について書かれています、いいゾ~コレ

 

 

 

スポンサーリンク

関連記事(広告含む)

2 件のコメント

  • 記事投稿お疲れ様です。
    絵に限らず評価・改善というのは持っているセンスというのも関係します。
    なぜ同じような努力に見えても短い期間で神絵師になる人もいれば長い期間をかけても上達しにくい人がいるのかと言えば、その改善の部分の効率が良いからだと思われます。
    センスが良いので評価の時点で悪い部分に気がつきやすく、その後の改善点も生み出しやすい。
    その分モチベーションもつきやすいのでその後の努力も続きやすい、というものです。
    何にしろ頑張ってください、応援しています。

    • >>you2さん
      コメントありがとうございます。
      そうした効率やセンスと呼ばれる領域についても
      繰り返しの練習で本当に取得できるのか?
      という実験も兼ねてます
      取得できればよし、できなければそれはそれで、と
      筋トレともどもマイペースでこつこつ頑張っていきます
      ありがとうございます。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です